915版画工房では・・・

915版画工房は緑に囲まれた広々としたスペースで、工房に訪れたアーティストと共同制作(コラボレーション)によるオリジナル版画の制作に取り組んでいます。
下記の機材の他に、和紙の特注制作や版画集の制作など幅広いニーズにお応え致します。

リトグラフプレス機 (最大1,150×850mm)
石版石 (最大630×460mm)
石版画、平版画などともいわれるリトグラフですが、紙に絵を描くようにリトグラフ用の版に描画して版を作ります。
校正刷りは作家と共に、版の整版やエディションの刷りは工房のスタッフが責任を持って行います。

 

銅版画プレス機 (最大1,600×800mm)
銅版の腐蝕には第二塩化鉄を使っています。

エッチング、ドライポイント、アクアチント、スピット、 バイド、カーボランダムなど作家と作品にあった技法を検討しながら試作をかさね完成させていきます。

 

シルクスクリーン (最大1,100×1,100mm)
セリグラフともいわれています。半透明のフィルムに遮光性の高いインクや鉛筆で描画し、感光して版を作ります。
他の版種と組み合わせてシルクスクリーンの平滑さやインクの隠蔽力を生かす事もあります。

 

コラグラフ・油性木版 (最大1,600×800mm)
活版印刷 (A3程度まで)
木の板や金属の板に素材を張り付けたり、アクリル系のモデリング材等で凹凸を作り版にします。力強い表現、素材感が特徴で版を使った面白さを実感できます。
この他に手動活版印刷機や手動校正機を使った小出版も可能です。

 

インク作り

版画の材料は年々製造中止になる商品が多く品質も悪くなる一方で、私たち版画制作に携わる者の悩みでもあります。
無くなってしまった材料や市販されていない色のインクなどは、工房で作っています。

915 版画工房

[代表プロフィール]

■ 篠 崎 俊 泰 Shinozaki Toshiyasu

■ 1983年文化庁在外研修により N.Y. Solo Press inc.にて研修

■ Master Printerとして3年間勤務。

■ 1991年 915版画工房を設立。現在に至る。

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